前回の続きですね。※SEOガン無視スタイル
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実際にPEラインとリーダーを結線してみましょう。

今回巻くのはショアジギタックル用(ヒラメ用)のリール。PEは多分1.5号を巻いているはず。これにリーダーはカーボナイロンという、フロロとナイロンの中間の奴を使ってます。
フロロは固いので結線する際に締め込みが甘いとすっぽ抜けし易いし、ナイロンは柔らかすぎる(伸びる)ので、間をとってカーボナイロンを使ってます。
ここで昔作った表を↓に。
※メーカーや構造によって違うので、あくまで目安です。
価格 | 根ズレ | 伸縮性 | 引張強度 | |
PE | 高 | 弱 | 小 | 強 |
ナイロン | 低 | 中 | 大 | 中 |
フロロ | 中 | 強 | 中 | 中 |
無理やり3段階評価しているので、実際にどんだけ差があるんだよってとこもあります。詳しい人が見たらそんな簡単じゃねぇんだよって隙だらけの表ですが、イメージを掴むのには良いと思ってます。
とりあえず初心者やノットを組むのが苦手な人はナイロンのリーダーを使う事をオヌヌメします。
ちなみにPE1号の太さだと、4~5号もしくは20~30lbのリーダーを巻くのが多いと思います。※号は太さ、lbは引張り強さの単位。
僕の場合はチニング用はPE0.8号(17.8lb)にリーダー4号(16lb)
今回のヒラメタックルにはPE1.5号(31.7lb)にリーダー12号(50lb)を使用しています。
ヒラメタックルだけリーダーが異様に太いのは、岩などにこすれる根ズレ対策の為です。
と、またまた前置きが長くなりました。僕が使う結線方法は
『FGノット』と呼ばれている結線です。
世にはおおまかに2種類のFGノットを編む方法があると思うのですが、僕がやっているのは広く堀田式と呼ばれている方法。
ユーチュブで『FGノット 堀田』で調べると沢山でてきます。

やってる格好はこんな感じ。竿は地面においてもOK。
竿と口でPEラインを固定して、手でリーダーを編み込みます。

ピントが合わぬ。
縦の糸はPE、横の糸はリーダー。

↑の感じでやっていき、

最後はハーフヒッチで仮止め。
そこまでやったのがこれ↓

(あぁ~やるのは簡単だけど説明が難しい)

ここで本線ラインを引きちぎる勢いで締め込みます。太いラインは器具や手の保護具をつかわないと締め込めません。こうする事で、リーダーをPEラインで締め付けて結束させるわけです。
PE1号前後ならラインが傷んでたり、編み込みが悪いとこの時点でプツっと切れます。

あとはさっきのハーフヒッチ(↑の結び)を今回は15回締め込み

この状態。
ここでいらないリーダーの部分をカットします。

本当はこのカットした部分がすっぽ抜けないようにと、PEラインを傷つけないためにライターで炙ってコブを作るのですが、めんどくさいし間違って焼き切ってしまいそうなので、僕は炙ってません。

そんで今度はリーダーを巻き込まないでPEでPEをハーフヒッチで巻きます
そして余ったPEをカットして完成。

最後のハーフヒッチはリーダーの切り口からPEラインを守るため。のはず。
これで完成です。
というかノット見られるのってめっちゃ恥ずかし。(技量と性格がバレる)
だらだらとすみません。
最初はうまく巻けませんが、練習あるのみです。同じFGノットでも人によって完成度は違ってくると思います。僕もこうして自分のノットをまじまじと見ると、まだまだ改善の余地を感じます。
次回はリーダーとスナップ(リング)の結びを紹介します。
これは僕なりに微妙にこだわっているので、参考になるかもです。
こんちわ 僕もつりちゅんさんとほぼ同じ結び方してます。口でくわえると現場で結びやすいので重宝してます。
僕はこの方法を某奄美の堤防で知らないおじいさんに小1時間くらい教えて貰いました。
その方に高そうなルアーを貰ったんですが即根掛かりロスしました(汗
いろんな結び方覚えて上達したいです笑
ネタの提供ありがとうございました。ウェーディングの場合なんかはこれじゃないとキツイですよね。
知らないおじさんは凄い親切ですね。しかもルアーまで。笑
根掛かり=高い授業料だと思って二度と同じ場所で掛からないようにするのみですね。数が多いと高すぎてゲロ吐きそうになりますが。。。。
結び方も色んなのがあって面白いですよね!一緒に上達してきましょう!