某日、風が強すぎてキャスト・ルアーアクションがままならない状況。
スタンド攻撃でも受けているんじゃないかってぐらい釣りにならない。
でも
こんな時こそベイトが溜まったり、ある一帯に『ナニカ』が潜む可能性があります。
でもでも
何もない事のほうが多いので、完全に油断していました。
買ったばかりのルアーの動きをチェックしていたのですが、あまりにも風が強く風波が立っていたので、ポッパーに変えてバコバコと猛アピールしていると
バフォッ
一瞬だけ止めたポッパーが水ごと何かに吸い込まれる。
チヌか?と思いましたが、吸い込む量が違う。チヌはもっとジュボッって感じ。
初速はそれこそチヌっぽかったんですが、ハリ掛かりした事に気づいた魚体が突然暴れ狂う。
ジジジジジ
ジジジジジジジ
ジジジジジジジジ
あれ?これあかんやつやん。
ジッ
ジジジッ
流れに乗って逃げるパターンのやつ。しかも走っちゃいけない方向に遠慮なく走っちゃうやつ。これはキャッチできる可能性50%か?
とりあえず冷静に追いフッキングを入れて、ドラグを締めるのではなく緩める。ある程度好きにさせて誘導し、顔をこちらに向けがちになった時にドラグを締め、ハンドドラグも使いグイグイ寄せる。
見えたのは銀色の魚体。まじか。
しかも完全に油断しており、タモ網がない。
でもそんなの関係ねぇ。
水に入って素手でキャッチ。

ひっさびさに来ました。
50オーバーオニヒラアジ
最近のモヤモヤが宇宙望遠鏡の観測限界まで吹っ飛びました。
リアフックが口の柔らかいところに掛かった様子。フロントは後からかな?
ここは身切れしてもおかしくない部位だと思うので、無理にファイトしなくて正解でした。
※とはいえ無駄に長いファイトは魚への負担になります
やっぱり釣り最高。島最高。