読書

読書「LISTEN ケイト・マーフィー」

どうも、奄美読書んちゅです。

本についてはさかのぼればアホほどネタがあるので、暇つぶしに今後とも継続してご紹介したいと思います。紹介する事で僕としても内容の復習なっています。釣り欲沈没。

 

今回はケイト・マーフィー(著)、篠田真貴子(監訳)、松丸さとみ(訳)の

「LISTEN」

 

詳しく表紙の文字を書くと

知性豊かで創造力がある人になれる

      LISTEN

話してばかりの人にはもったいない

  「聞くこと」は最高の知性 

やたらめったら日本語による装飾が多いのが和訳あるある。

 

この表紙からわかるように要は「聞け!!」という事なのですが、「んなこたぁ言われんでもわかってるんじゃい!!」という方におすすめ。本当にわかっているのでしょうか?聞くとはどういう行為なのか?を詳しく解説してくれます。章節ごとのタイトルを何個かご紹介すると

・「誰とでも話ができる」は「誰の話でも聞ける」ということ

・「聞く」職業の人でも、本当は聞いていない

・携帯電話を見るのは、退屈で面倒な他人の話を聞かなくてすむから

・「赤ちゃんの泣き声がうるさいの」という母親には、何と聞くのが正解?

・うなずいたり、おうむ返しは「聴くこと」ではない

・夫婦仲が悪くなったのは「相手が何を言うかわかっているから」という思い込み

・うわのそらになるのは、「思考」が話しよりも速いから

・「次に何を言おう」と考えている方がかえって不適切な返答をする

・つまらないギャグを言う人は、たいてい人の話を聞いていない

・・・etc.

 

どうでしょう、一部ですが気になる章があるのではないでしょうか。

僕自身ちゃんと人の話を聞いているつもりでしたが、駄目な例をやっていたのではないかと思い当たる節も結構あったりして、行動を見つめ直すキッカケになりました。(直るかは別の話)

あとはあぁ〜こんな人いる!っていう、身近でのあるあるも多く面白いです。

 

毎回全内容を記憶しているわけではありませんが、なんとなぁ〜く心に残ったこととしては、『「ちゃんと聴く」ことは話すことよりも高度な能力が必要』的な内容。昔から『沈黙は金』や『口は災いの元』ということわざがありますが、何かやらかす人ほど人の話を聞かずに発言してるという事ではないでしょうか。

まぁ総じて僕が人に言えた事ではなく、この本に「聞く」ことのほぼすべてが詰まってると思いますので気になる方は是非。おすすめ度は10段階中8

※ちなみにこの本では「聞く」と「聴く」が混同されていますが、何か使い分けがあったのかどうだか忘れました。

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