読書

読書「習慣超大全 BJフォッグ」

仕事もろもろで30代40代になっても「俺は文系だから理数系はわからないんだぁ〜てへへ」とか言って自己弁護をする大人は見苦しい。いつまで学生気分なんだ?無駄な装飾をつけずに、潔く「わかりません」と言える大人でありたい。つりを。

 

ほいで

 

今回ご紹介する本は

「習慣超大全 スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法」

おすすめ度 ☆☆☆☆☆(5段階中5の満点)

 

相変わらずの和訳本特有の表紙のごちゃごちゃ感ですが、稀に見る良書でございます。

どうせ一日○○を○○日続けなさい的なやつでしょ?それが出来たら苦労しねぇよ。と思いながら読み始めましたが、そんなセブンイレブンの弁当のごとく底の浅い内容ではありませんでした。

・そもそも人が行動に移るときはどんなときか。

・モチベーションとは一体何なのか。

・行動する能力と行動するキッカケの関係とは。

 

といった出だしで一気に引き込まれました。良い習慣にも悪い習慣にもあてはまる人間の行動原理をわかりやすく解説してくれています。

本書で紹介されている良い習慣を身につける為の方法の一例として、「小さく行動して、達成したら自分自身で大きく褒める」というものがありました。

たとえば筋トレする習慣を身に着けたいと思ったときには、食事のあとに腕立て伏せを5回だけやって「いやっほー!できたぜ!ナイス俺!」みたいな感じのを続けること。ポイントは負荷をなるべく小さくして実行難易度をググッと下げる事と、出来てあたりまえと思うのではなく「できた!」と自分を称賛すること。とにかく小さな事でも長く続ける事で、それが筋肉だけではなく人生の様々な面に波及していく事を実例をあげて紹介されています。いわば「習慣という巨木の新芽に毎日水をあげる作業」といった風なのかもしれません。

 

これに関しては僕自身も心当たりが多々ありまして、小さい事を長く続けることの大きな効果をボンヤリわかっていつもりでしたが、本書で見事に言語化されていてスッキリしました。たとえばこのブログなんかも最初のころは何書いていいかわかりませんでしたが、自己満足で少ない文章だけでも続けてたら、いつの間にか色んな人と繋がって、ついにはガイド業をするに至るまでなっていました。自分でもビックリ。※今はオワコンの人

 

そして前述しましたが、悪い習慣を絶つ方法にまで手法が展開されています。良い習慣を身に着けたいけどヤル気が起きない。と言った方(ほぼ全人類が該当しますが)は、一度読んでみると行動するキッカケになるかもしれません。

POSTED COMMENT

  1. noppo より:

    こんにちは
    小さいことでも長く続けることが大事ですよね
    ある高校野球の監督の言葉で
    「誰でもできることを誰もできないくらいやれ」
    というのがありますが、これって大事なことだと以前から思っていました

    釣りんちゅさんもこうして読んだ本をコツコツコメントしていくことで
    何かにつながるかもしれませんね

    ところで私は2年ぐらい毎日腹筋をやっていますが
    シックスパッドには程遠いですw
    まあ例外もありますわなww

  2. turinchu より:

    こんにちは
    その監督の言葉、とても良い言葉ですね。

    釣りに行けずに悶々としている中、暇つぶし程度で書いておりますが
    紹介することで改めて自分の中に落とし込む事ができるので、
    読書シリーズはぼちぼち更新したいと思います。

    2年間もって凄いですね。
    見た目よりもインナーマッスルが大事だと思うので
    割れなくてもいいじゃないですか。
    本気で目指すとプロテインどうのこうのとかも大変そうですし。

    ブログもいつもコメントありがとうございます。
    良いお年を!

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