読書

読書「お前なんかもう死んでいる 有吉弘行」

百均で買い物して家で中身を確認したら、買った覚えのないゴム手袋が入っていた。もちろんちゃんと精算していましたが、おそらく陳列してぶら下がっていたゴム手袋がカゴに当たってうまい具合に中に入ったと思われる・・・。全部コロナのせいです。

 

ほいで

 

今回紹介する本は有吉弘行著の「お前なんかもう死んでいる」

おすすめ度 ☆☆☆★★ (5段階中3)

ブックオフにて税込110円で購入

 

かなり面白かったです。

「ふむふむ実に面白い」じゃなくて「うひゃひゃ」側の面白いです。

内容的に大分屈折した物の見方や発言が多いですが、努力家や自己啓発系コンサルタントが書いている本とはまた違った角度から、わりと芯をついている内容が多いと思いました。

さすがプロの芸人だけあって表現も面白いですし、過去の挫折には同情や共感できる面も多々ありました。同情も共感もできない面もありますが。笑

 

個人的に的を射ていて、なおかつ面白さもある秀逸な例えだと思ったのは「夢や希望を持つな!」と説いてる章。パチンコ屋に開店前から並んでいる奴らには夢と希望しかない。はたから見たらそんなもんだよ夢や希望なんて。

笑った後に、おぉ〜と納得感が押し寄せました。

他にも

・運には絶対かなわないから仕事で努力しても無駄だと思え!

・お前らなんかが言っている「やりがい」は金物屋のババアの手芸品だ!

・上昇志向なんて持たずに下を見て生きろ!

等、正直前途洋々の若い人が読んじゃ駄目だと思う内容ですが、全般的に納得感があって面白かったです。ちまたにあふれた自己啓発本に疲れた方にぜひ。

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