ぷーちゃんとプーチンって似てるよな・・・
ほいで
今回ご紹介する本は「刑務所わず」堀江貴文
おすすめ度 ☆☆☆★★(5段階中3)
以前ご紹介した「刑務所なう。」の続編 ※前回の記事は↓を参照

「刑務所なう。」では、仮釈放日等々の日記が無いまま急に終わりましたが、やはりこちらに続きがありました。全体的に出所してから直接本人監修で書かれており、急に1日1日の内容が濃くなっております。(※刑務所内からだと手紙しか手段がなく文字数や内容が制限される)
そして「刑務所なう。」のときには書けなかった内容もぶっちゃけているので、面白さが2段階ぐらいアップした感じ。同じ工場で働いていたヤバい人達の事も紹介されており、何でも自分を通して上と話しをしないと許さない「ガチマジ先輩」や、まったく反省の色がない「レイプ犯」や、うんこを素手で拭くおじいちゃん等々・・・。
確かに「刑務所なう。」では書けないなぁ〜っていう内容。
刑務所って懲役年数はもちろんですが、「ヤバい人達と一緒に生活をおくる」っていうのが一番の嫌悪ポイントだと感じます。本当にホリエモン凄すぎる。
なのに突然最後の方で「刑務所にいる方々は普通の人達がほとんどで、まわりの偏見等で再犯等に走ったりするので温かい目でみてほしい。」的な事を書いていました。
もちろん正論でそうあるべきですし、車で人を轢いてしまう等の「事故」もありえるわけで、明日は我が身という事でそうしたいと思います。※ある試算によると死亡事故を起こす確率は宝くじで1等が当たる確率の450倍
んが
前述した「レイプ犯」は田舎の田んぼで自転車をこいでいる女性をドロップキックで倒してそのまま襲っており、しかも反省の色なし。こんなのが数年でまた外の世界に出てくるというのは、やはり到底受け入れられない。
これは本人も触れていて「性犯罪」と「覚醒剤」関連は病気なので、別の手法が必要だと言っていました。再犯率も他と比べて圧倒的に多いそうです。
また高齢で身寄りがなかったり、福祉施設に適合できなかったりと「刑務所以外に行き場がない」人達もいるらしく・・・。この辺は司法や刑罰、更生のあり方等の深い問題なので、色々思うところはありますが以下割愛。
ちょっと戻って監獄日誌の方ですが、ある日突然仮釈放日が通達される。
本人も薄々気づいていたようですが、読んでいるこちらもようやくか〜という安堵感を感じました。そして釈放日が決まって最初に思ったのが「今度の土曜日に食べるおやつはどうなるの?」らしく、完全に受刑者脳だと本人も笑っていました。
仮釈放が決まってからの一週間と仮釈放後の忙しい日々の再開はまるで映画「ショーシャンクの空に」を観ているような開放感。
釈放されてからすぐにロケット開発の仕事を精力的に進めるホリエモン。
僕の中で好感度バク上がり。
「刑務所わず。」は2014年発行された昔の本で、2022年現在ホリエモンは体重の方は完全にリバウンドしていますが、引き続きロケット開発に尽力されています。
是非夢を実現させて日本史に名を残す人物になってほしい。。。。
あっ、信者にまではなってないのでご安心を。
塀の中に興味がある方には是非。