読書

読書「七つの習慣」スティーブン・R・コヴィー

「いい」ってOKっていう意味とNOって意味があるよな〜。ニホンゴムズカシイ。

 

ほいで

 

今回紹介する本は「7つの習慣」スティーブン・R・コヴィー

おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆(5段階中10)

 

僕の中でのキングオブ自己啓発本。初めてこの本に出会ったのは10年ぐらい前。その時に買った本を何度も読み返していて今回は6か7回目ぐらいだと思う。表紙汚ねぇ〜

それぐらい読む度に中身の普遍性を再確認させてくれますし、今の自分の置かれた状況に新しい視点を与えてくれます。

ぷー
ぷー
新興宗教?

と言われかねないぐらい、脳と心を刺激されます。

買った当初はタイトルが胡散臭いなぁ〜と思いつつ、話題作だし読んでみようか程度でしたが、本当にあの時に買っといて良かった。

内容は一つ一つが素晴らしくて、しかもそれが全体と繋がっていて波及していく内容なので、かい摘むのは難しいところですが何点かグッとくる言葉をご紹介。

 

『重要事項を最優先する』

これは本書で何度も言われている言葉ですが、そもそも何が重要で何が重要ではないかから論じています。そこで使われている↓の図は常に頭に入れておくとめちゃくちゃタメになります。

自分が今どの領域の事に時間を使っているのかを意識するようになります。大体の人は「重要ではない」第4領域と第3領域に多くの時間を費やしていると述べられていて、まさにその通りだと思いましたし、それを1目で表したこの図は大発明。

ここで注目すべきは「緊急ではないが重要」である第2領域。ここにどれだけ時間を費やせるか。

とはいえ本書はこれがダメでこれが良いと断言することはなく、ケースバイケースでありコントロールすることが重要だと述べています。例えば上の図でも、たまに第4領域につかっってリラックスすることも良いことだと何とも懐の深い言葉を掛けてくれます。

 

『影響の輪に集中する』

これも本書内にとてもうまく表現した言葉があるので拝借

「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、変えられないことを受け入れる平和を、そしてその区別をつける知恵を与えたまえ」

この辺もかなりグッとくる内容がつまっています。

自分がいまやってる事が「関心の輪」の中にある事なのか「影響の輪」の中の事なのかを意識し考えるとスッと気持ちが楽になるし、やる気のベクトルも定まってきます。

 

『最良の敵は良』

これも本書内でサラッと描かれている程度ですが、めちゃくちゃ深い言葉。「やらないよりはやったほうが良いとか」「やっといて損は無いからやる」みたいなことに昔から嫌悪感を抱いていたのですが、それを見事に具現化した言葉。

例えばそれをやったほうが良いかもしれませんが、やらないほうがもっと良い。みたいな事って沢山あると思います。とくに仕事だと増やすばかりで減らす事を考えることが出来ない職場ってストレスが溜まります。あと交友関係は少ないより多い方が良いとかも、それは良いかもしれませんが最良なのかは疑問です。

 

っと、本書に便乗してまたもや自分の言いたいこと描いちゃいましたが、あくまで個人的なものなのであしからず。それだけ本書は色々な感情、思考、知覚を掘り起こしてくれます。マジで読んでおいて損は1ミリもないですし、義務教育に組み込んでほしかったぐらいの本なので是非是非おすすめしたい一冊。

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