読書

読書「本を読む本」MJアドラー CVドーレン

ぷうちゃんが日に日に巨大化している

 

ほいで

 

今回紹介する本は「本を読む本」MJアドラー、CVドーレン

評価 ☆☆☆★★

 

読むべき本とはどういうものか、どうやって本を選び読むべきかを説いている本

正直僕には難解でした。

「読むべき本」を数千〜数万冊から100冊ぐらいに絞るみたいな手法を紹介されていますが正直面倒。おそらくネット環境が無い時代に書かれた本なので、その時代には適していた方法なのだと思います。

選定方法の項目が多く内容も難しいですが、かなり噛み砕いて紹介すると

・目次を読む、さっと読む、どのジャンルに属するか分類する

・作者の意図を読む、言葉の意味・使い方に注意する、結論は何か、意見か事実か

・どう批評すべきか、その他娯楽としての読む場合の方法

 

等々、「こうするべきだ」論が多く正直読んでいて疲れちゃいました。

あと大項目で第一、第二、第三・・段階とあるのに、さらにその中の小項目に第一、第二、第三・・段階とあって読んでいて頭が痛くなりました。どこの段階の第一段階の話しをしているのか迷子になります。

ステージ1のステップ1、2、3とか言葉を分けてほしかった。

 

ただこうやって自分が理解できないものに対して低い評価をする事に対し「知的エチケット」が守れていない等の論理展開の項目は多々思い当たる節があり、読み応えがありました。

他に、批評するには完全に本の内容を理解をしてから批評すべきだと書かれていますが、理解度を100%に持っていくために時間を使うのは非効率だと思うし、「よくわからないっていう批評」も僕はありだと思っているので、そのへんは作者の意見に賛成できませんでした。

しかし

本書に書かれている「いい本の選別方法」を「いいネット情報の選別」にそのまま使えそうだと思いました。基本的にグーグルが検索結果の順位をアルゴリズムで決めていますが、順位がそのままイコールいい情報、自分の知りたい情報の順位になっているとは思わないので、本書の手法でグーグルまかせにしない自力をつけられると思います。

 

と、ちょっと厳しめの評価となっていましたが、一応名書らしいのとアマゾンで高評価なので、僕の理解力が足らないだけの可能性も高いです。

以上

コメントを残す