読書

読書「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」ジュリア・キャメロン

今週のラーメン。ジャンクガレッジ

やっぱり後半ちょっと気分悪くなっちゃう。老い老い。

 

ほいで

 

今回紹介する本は「ずっとやりたかったことを、やりなさい。」ジュリア・キャメロン

評価 ☆☆☆☆★(5段階中4)

 

朝起きたらA4 3ページ分の用紙に、なんでも良いから思ったことや感じていること等を書いて「脳の排水」をすることで、自分の中に隠れているアーティスト脳を育てようという本。本書ではモーニングページという名前がつけられています。

これを90日間とプラスして、様々なチェックリストを通じて自分の内面と向き合い、子供の頃に失ったものや、本来の自分を呼び覚まそうということです。

 

まず思ったのは「A4 3ページはキツイ!」

これを毎朝っていう時点でやる気なくなっちゃう人が大半だと思います。数々の「習慣化」に関する本を読んだ僕としては、「ハードルは低くとにかく続ける」事を推奨したほうが多くの人に効果を与えることができるのはと思いました。

全体的に大いなるエネルギー的な事や、シンクロニシティといったスピリチュアルな感じも醸し出しており、アレルギー反応を出す人もいると思います。

僕個人としては世の中不思議なことだらけですし、自分(人間)が理解できることはほんの一部だと思っているので、わりと受け入れられたし、グッとくる名言が数多くありました。

何個か紹介しますと

 

人生を振り返ってみると、ほとんどの人は、他人の人生や希望、夢や計画に巻き込まれ、自分自身の創造的なエネルギーを浪費してきたことに気づく。

家族や友人に、頭がおかしくなったと思われるのではないかと恐れるのをやめる。

私たちが自分自身に求めるべきなのは進歩であって、完璧さではない。

人生の質はつねに喜ぶことのできる能力に比例している。喜ぶことのできる能力は、日常の細部に目をやることによってもたらされる贈り物なのだ。

外からくる情報をシャットアウトすると、私たちはふたたび感覚の世界に連れ戻される。視界を遮る新聞がなければ、通勤電車は動くギャラリーになるし、没頭する小説や、感覚を麻痺させるテレビがなければ、夜は様相を一転して広大なサバンナと化す。このように外からの刺激を断つことが、心の内側にある創造の井戸を満たすことにつながるというのは皮肉な話である。

しばしば、欲しいものが手に入らないと思うのは、自分の欲求に振り回されているからである。

私たちは自分につらくあたることが自分を鍛えると考えがちだが、私たちが強くなるためには、自分自身を大切にすることが肝心なのだ

創造性とは勉強するものではなく、実践するものだということがわかっていないのだ

大切なのは、挫折を避けて通ることではなく、挫折したときに、それを乗り越えて生き残る力なのだ

多くの人が、仕事を創造性を阻む手段にしている!彼らはいつも忙しそうにし、自分自身の感覚を麻痺させるために仕事にしがみつく。

そうやって不幸な自分を演出するのだ。というのも、幸福であるということは、多くの人にとって、コントロールがきかないリスクの多い状態だからである。

名声と成功は同じものではない。(名声という麻薬より)

アートは本体、創造の喜びを享受するためのものであり、創造性の豊かさを競うためのものではない

アイディアは、鍾乳石や石筍のように、意識の暗い闇の中で徐々に形成されていく。それらは何かを積み上げることではなく、したたり落ちるしずくによって形成されるのだ。

どんなに自分を抑え、夢をみないでいようとしても、夢の炎は消えてしまうことはない。

等々、

あまりにも多くグッとくる言葉があったので、名言集みたいになっちゃいました。

モーニングページはハードル高いなぁ〜と思いますが、それ抜きにしても読む価値ありです。

 

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