読書

読書「お金に頼らず生きたい君へ 服部文祥」

奄美市の燃えるゴミ用袋(有料)、前よりサイズが小さくなっている気がする今日この頃。気のせいか?

 

ほいで

 

今回紹介する本は服部文祥さん著『お金に頼らず生きたい君へ』

「お金に頼らず生きたい君へ」

評価☆☆☆☆☆(MAX良)

 

登山界で名のしれた著者

著者を知ったキッカケは栗城史多というメディアに多く露出していた登山家について調べていた時に、「栗城史多は登山家として3.5流」というドストレートな発言をされていた事で認知しました。栗城さんが当時情熱大陸やらなにかの特集で(奄美にも来てた?)有名になっていたのですが、彼が成し遂げようとしている事がどれだけ凄いことなのかを知ろうと思い、著者の発言や森山憲一さんという、これまた山に携わってきたその道のプロの方の発言等を読み漁り、僕たち『一般人が知っている登山』と『プロがやっている登山』の次元の違いに触れ、その方々の本を読みたいと思っていたので購入。結局思ってから購入までが長かった・・・・

そんな登山のプロの廃村自力生活

横浜から3時間掛かる山奥の廃家屋を購入し家屋修繕から水を引っ張ったり、かまどを作ったり野菜や果実を育てたりと、平たく言うと鉄腕ダッシュ的な事をやっています。ですが、テレビのような撮れ高や見栄え重視ではなく、内面的なものが表現されていて、とても面白いですし多くの面で大変共感しました。生きるとはどういう事なのか、自殺は何故ダメなのか、本当の豊かさとは何か。自然と対峙して洗練されてきた著者の考え方にグッときました。

あと、実際にその時その時に掛かった費用を教えてくれるので面白い。たとえば狩猟をはじめるのには狩猟税、交付料、銃の維持費や弾代などの経費、罠やその維持、車の維持費とガソリン代で1シーズン(11月中旬〜2月中旬)で最低でも5万円かかるとの事。

他にもソーラーパネル設置や、水道管数十メートルの費用なども細かく記載されていて、本当に『廃村自力生活を目指す人には必読』と言って過言ではないと思います。

とはいえ結局金はかかる

そんな自力生活でもここ日本国においては、やっぱり前述した費用やら税金やらでお金とは完全に無縁にはなれないようです。本書によると最低でも年間50万円はどうしても必要という結論にいたっています。(年金や健康保険に関する著者の意見も面白い)

個人的にはこれだけ能力がある方が金のために働かざるを得ない事を考えると、やはり何かシステムがおかしいとしか思えない。幸せという目的のためにお金という手段があるはずなのに、お金や社会システム事態が目的になって幸せが蔑ろになっている気がする。。。

著者はベーシックインカム制度にも触れていますが、僕もこれが突破口になるような気がしております。

残念な点

これだけの素晴らしい人物・本であり大変恐縮なのですが、

・電子版が全然無い

のが愚痴です。何故なのかはわかりませんが、著者の作品はほぼ書籍版ですし、しかも結構値段が高い。良書あるあるで値段が高いのはしょうがないとして、電子版がないのは結構つらい。電子版ならどこでも読めるし、マーキングしたり、場所をとらないでずっと保存できるので、良書だからこそ電子版にして頂きたい。

次に読みたい服部文祥さんの本もあるので、電子化されることを願って様子をみたいと思います。

 

POSTED COMMENT

  1. イソガイリョウタ より:

    小生も、奄美大島の某Hamletで余生を過ごしたいと願っておりますので、ポチりました^_^;

  2. turinchu より:

    島はハブがいるので同じようにはいきませんが、ネットで調べても出てこなそうな情報が色々とあったので、役に立つと思います。イノシシ狩りなんかも猟師が減ってきているので、やろうと思えばできるんじゃないかと思います。

  3. 磯貝龍太 より:

    椎の実を主食としている奄美大島の琉球イノシシは、イベリコやマンガリッツァより脂質が甘く上品だったので、罠の免許は取りたいです。

  4. turinchu より:

    確かに猪肉美味しいですよね。畑荒らされてる農家のためにも是非是非m(_ _)m

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