目次
LINEスタンプ作成方法
以前、作成したLINEスタンプ「磯竿さん」
https://turinchu.com/archives/post-2709.html
売れる売れないに限らず、自分で作成したものがLINEのやり取りで使える。販売できるというのは中々面白いものです。
スタンプ作成は誰でも無料で、やり方さえわかれば簡単に作る事ができます。
今回はスタンプ作成方法について簡単にまとめました。
LINEクリエイターに登録する
https://creator.line.me/ja/
まず、こちらのサイトで、クリエイター登録をします。
作成にあたっての共通事項
・作成するスタンプの数は最低でも10個(使用するスタンプ8+メイン画像+トークルームタブ画像)最大42個(使用するスタンプ40+メイン画像+トークルームタブ画像)まで10→18→26→34→42個から選択できます。
・販売価格は 120円、240円、360円、480円、600円から選択できます。
・暴力的、性的、反社会的なスタンプは申請を通りません。
詳しくは、LINEスタンプ作成ガイドラインに掲載しています
https://creator.line.me/ja/guideline/sticker/
スマホで作る方法
従来はPCで作成することが主流だったのですが、最近スマホでも作る事が出来るアプリが出現しました。
僕は実際に作成→販売まではやった事がないので、どんな物かだけ紹介します。
https://creator.line.me/ja/studio/
↑『LINEクリエイターズスタジオ』というアプリ。
スマホで絵はもちろんの事、携帯の写真を切り取ってスタンプにする事ができます。

手書きだとこんな感じ。

凄いのは、この写真からスタンプを作成する方法。

スタンプにしたい範囲を指でなぞって

切り取り

文字も入れる事ができます。
ペットや、赤ちゃんをスタンプにする事ができ、しかもネット上に半永久的に残るので販売目的ではなく個人的に作成する方も多いみたいです。
PCで作成する方法
ゴールから説明します
⓵以下のPNGファイルを作成します。
※PNGとは画像ファイルの形式の事です。他にはJPEGやGIF等があります。
メイン画像 W240×H240、トークルームタブ画像W96×H74、スタンプ画像W370×H320
⓶PNGファイルの作り方
僕のやり方ですと、『Azpaintera』を使います。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA033749/soft/azpainter2.html

ざっくりこんな感じです。マウスで描いても良いですし、「ペンタブ」があればなお良いです。このソフトはペンタブの筆圧感知も対応しています。
WACOMのペンタブ

左上に白紙のマークがあるので、それをクリックすると画像のサイズが調整できます。
ここでもう一度、作成する画像のサイズのおさらい。
メイン画像 W240×H240、トークルームタブ画像W96×H74、スタンプ画像W370×H320

描き終わったら、名前を付けて保存します。ポイントは三つ。
・PNGファイルで保存
・ファイル名は、メイン画像→「main」トークルームタブ画像→「tab」スタンプ画像→「01」から順に「02」、「03」・・・・と付けて下さい
・透過指定色(白)にチェックを入れます。
」
審査申請
スマホだと、アプリに従っていけば簡単に登録できると思います。
PCの場合ですと、LINEクリエイターズスタジオから登録作業をします。
https://creator.line.me/ja/studio/

左上にある、「新規登録」を開き、必要事項を入力し画像ファイルを一個一個登録していきます。※圧縮ファイルごと登録する方法もあるのですが、上手くいかなかったです。
審査期間
2017年、10月時点ですと審査→合格まできっかり2週間でした。
審査待ち→12日
審査中→2日
審査合格販売開始
という感じです。この審査中にリジェクト(不合格)を食らうと、また申請しなおし2週間掛かります。
リジェクト(不合格)になりやすいポイント
・冒頭でも書いたとおり、暴力的・性的・反社会的な内容のスタンプ
・背景が透過されていない。絵を保存する時に「透過色指定(白)」にチェックを入れ忘れない
・色の塗りつぶし忘れ。色が塗りつぶされていないと、その部分がトーク画面の背景が写ってしまうのでアウト。
・修正時の消し忘れ。画面上に粒程度の消し忘れがあってもアウトです。

LINEクリエイターズマーケットのマイページから左下あたりに、作ったスタンプがどんな風に表示されるかチェックする事ができる「スタンプシミュレーター」というのがあります。
これで上記したポイントを再確認してみて下さい。
販売開始後
こまかい事は割愛しますが、LINE事務局からの案内に従えば、無事販売開始されます。ここでは販売後の気になるポイントをご紹介します。
1ダウンロードされるといくらの収益か
・スタンプの売上(Apple、Google等の手数料30%を除く)×50%となっています。
実績で言うと、120円のスタンプ一つ売れると約35円の収益になってます。
管理ページで販売数、使用数確認

こんな感じで、販売数、送信・受信された回数まで確認することができます。
おっ今日誰か買ってる。ウフフとなります。笑
終わりに
正直、これでお金を稼ぐ事はかなり厳しいと思います。クリエイターズスタンプだけで10万セット販売されているらしいです。
上位十名の売上合計は億円を超えているらしいので、夢がないわけではありませんが、趣味や遊び程度で作るなら面白いと思います。