読書

読書「80’sエイティーズ〜ある80年代の物語〜 橘玲」

久しぶりにサウナに行ってきたのですが、めっちゃ気持ちよかった〜。ちなみに冷水には5〜10分ぐらい入って体を芯まで冷やしてから、再度サウナ室に突入するタイプです。

ほいで

今回紹介する本は『80’s エイティーズ〜ある80年代の物語〜 橘玲』

そもそもなぜ買ったかと言うと、筆者が出している他の本がとても面白く、一体何者なんだろうと興味があったところ、この本が自叙伝ということだったのでソッコーでポチッ。

筆者は元々記者として現場の第一線で働いていた方らしく、80年代というバブル最盛期から弾ける様子を、様々な人間模様・社会情勢の動向を交えて表現されています。

僕はその時代を生きていませんが、その当時の日本のみたいなものを感じる事ができました。中でも90年代の大事件であるオウム真理教の地下鉄サリン事件に関して、筆者はほぼ独占に近い形で取材をしていたというのが一番驚きました。なぜ彼、彼女達が新興宗教にのめり込んだのかといった部分への探求心が強く、現場での生生しい取材の様子や、オウム真理教の原型である仏教の解説も交えて紹介してくれています。やはり只者では無かった・・・・。

 

最後はこう締められています

「振り返ってみれば、バカな頃がいちばん面白かった。だけど、ひとはいつまでもバカではいられない。そういうことなのだろう。」

この哀愁漂う一文にググッときました。

80年代を駆け抜けた世代の方たちが読んだ場合、その頃の記憶が匂い付きでよみがえってくる事間違いなしだと思われます。

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