読書

読書「頭に来てもアホとは戦うな 田村耕太郎」

久しぶりにタバコの自動販売機に遭遇しましたが、ホープが600円の高級品になっている事に驚きました。吸う人が減る → 税収確保の為に値上げ → 吸う人が減る → 税収確保の為に値上げ → 以下延々ループ

売れても店にほとんど利益が無いので、10年後にはタバコを売っているところを探すことすら難しくなっているでしょう。その頃には1箱1000円の大台かな〜

 

ほいで

 

今回ご紹介する本は田村耕太郎著「頭に来てもアホとは戦うな」

著者はもともと参議院議員だったらしく、主にその当時の出来事に絡めて世の中を上手に渡るコツを紹介しています。

まず思った事は序盤から「アホ」「アホ」「アホ」「アホ」と連呼していて、相当ストレス溜まってたんだろうなぁ〜という印象を受けました。ちょっと笑った。

とはいえ内容的には「アホ」をまともに相手をする「自分自身がアホ」っていう感じで、いかに自分をコントロールし、しいては相手をコントロールするかといった観点で論じています。

印象に残った部分としては、自分の達成すべき目的のためにプライドを捨てる事が出来る人間が本当の強者。という感じの内容。目的のためなら表面上は頭を下げても心では下げないというまさにTHE大人の境地。

余談にもなりますが、僕が奄美大島でお世話になっていた床屋のおっちゃんも

「イラッとしているという事は、その人と同じレベルだよ」って言葉も何度を思い返しながら読んでいました。たまに何言っても聞かないし、何言ってるかわからないバケモノみたいな人がいますが、あぁ〜かわいそうだな〜と哀れむぐらいが精神衛生上いいと個人的には思っています。

 

とはいえ人間の怒りという感情、パワーはなかなかコントロールが難しいもの。正直この本で今自分の現状の問題が解決するとは思いませんが、こういう考え方もあるよ。ぐらいの選択肢の一つとして知っておくと、人としての幅が広がるかもしれません。

おすすめ度は10段階中3かなぁ。対処は人それぞれ。

コメントを残す