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読書「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」

感染者数だけじゃなくて無症状か軽症か重症かも合わせて公表しないと、オミクロン株の実態が見えないでしょの呼吸。

 

ほいで

 

今回紹介する本は 「お金2.0 新しい経済のルールと生き方」

おすすめ度 ☆☆☆☆★(5段階中4)

 

これはブックオフ徘徊中に目に止まって買った本。

タイトル的に仮想通貨全般の話しでしょ?ってイメージ。

この手の本は玉石混淆なので新書の値段ならまず手を出しませんが、裏面を見ると200円の文字が・・・という事で購入。

実際に読んでみるとめちゃくちゃ面白い。新書で買ってもいいぐらいの内容。

「お金2.0」というタイトルより、「経済2.0」といった方がいいぐらい今後の経済を主とした内容。むしろお金の価値は今後無くなっていき、お金以外の価値の重要性が高まっていくという事をわかり易く説明してくれています。

僕個人としてもペイペイやら仮想通貨やらLINEペイやら○○ポイントやら、紙幣や硬貨以外のお金がどんどん増えていき、キャンペーン等で勝手に配っていく状況に違和感を感じていました。 

経済に関しては素人ですが「仕組みは昔あった円天と同じじゃね?」「それって日銀が金を刷りまくってるのと同じじゃないの?」という印象を持っていて、「日本円」の価値ってなくなりそうだと考えていましたし、海外も同じ動きなので絶対値的に「お金」の価値が下がりそうだなと・・。とはいえ、お金の価値が下がっても技術の進化で物の値段も同時に下がってきているから実感がわかないし、何が起こってるのかサッパリワカラナイ。

それらの疑問に対する答えが、本書の解説でかなりの部分が腑に落ちました。

これまでの「資本主義」ではお金にならない仕事や活動は淘汰されてきましたが、これからの時代は社会貢献活動、売上ではなく社員の満足度、信頼、感謝、共感といった目に見えない価値が重要視される「価値主義」という考えを筆者は提言しています。というか実際に世界的にはそういう動きになりつつあることを実例をもとに紹介されています。

あえて本書への難癖をつけるとすると、今現在の働き手世代こそ読むべき本だとは思いますが、最先端すぎて考えが追いつかないし、実態も中々追いつかないのではと思います。特に日本にいる限りは。

最先端過ぎて良くないって我ながら意味わかりませんが、良い点ばかり載せても面白くないので、しばらく難癖を1つ2つつけるスタンスでいきたいと思います。

経済は常に進化しています。古い教科書を読むよりこれを読んだほうが勉強になると思いますので、気になる方は是非。

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