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読書「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団 森功」

ポテトチップスの袋って中身の7割ぐらい空気で毎回ビックリしますの呼吸。

 

ほいで

 

今回ご紹介する本は森功著「地面師 他人の土地を売り飛ばす闇の詐欺集団」

おすすめ度 ☆☆★★★(5段階中2)

内容的に面白くはあるのですが「真実は小説よりも奇なり」をそのまま表していて、かなり複雑怪奇。善人のふりをした悪人、被害者ぶっている悪人、シンプル悪人の悪人だらけのリアルアウトレイジ状態。

簡単に説明すると地面師とは自分の土地じゃないのに、自分のもののふりをして売ってお金をだまし取る人の事。何がビックリって、そんな事可能なの?と思いきや、大手住宅メーカーや不動産取引のプロも騙されるし、なにより額が億単位と桁違い。本書にその手口等が紹介されていますが、それもかなり複雑。出てくる登場人物が多いし偽名やら本名やらが途中でわけがわからくなります。(←僕の能力のせいですが)

実際にあった事なので正確性を期すためにしょうが無い事ですし、未解決や捜査中案件も含めているので、バッドエンドでもハッピーエンドでもなく突然ヌルっとエンドが来るヌルエンド。

 

とはいえ、全般的にとても勉強になる内容でした。こういった詐欺や事件の手口を知ると間接的に社会の仕組みや法律の勉強ができて面白い。いつか数億円の土地を持ったときには本書の内容を活かして騙されないように気をつけたいとおもいます。

ぷー
ぷー
 一生活かす機会なし!

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