読書

読書「七つの会議」池井戸潤

先日懇意にしていただいている方の経営するお店にお邪魔しました。とても美味しい食事とワインを頂き至福の一時でした。※写真は一部

 

 

ほいで

 

今回ご紹介する本は「七つの会議」池井戸潤

面白かった度 ☆☆☆☆☆(5段階中5)

 

著者は「半沢直樹」「下町ロケット」「ルーズベルトゲーム」といった数々の名作ドラマの原作を書かれた方。上記はこれまでにドラマと小説両方とも読んでいますが、「七つの会議」の事は本屋の池井戸潤列に置いてあって初めて存在をしりました。ドラマ化もされているようですが全く知らなかった・・・・。パッとあらずしを読むと著者らしいサラリーマンの苦悩葛藤を描いたもののようだったので購入決定。もちろん中古で

物語はとある電気メーカーの若手イケイケ営業課長がパワハラで訴えられて、その後不可解な処分が下されたところから全てが始まります。この一件に関して歯切れの悪い上層部。その背景に「とんでもない秘密」が隠されている事を、上司に恨みをもつ者が復讐心をエネルギーに一つのクレーム処理から紐解いてく。

営業部と製造部の不仲、本社と子会社の軋轢、栄転左遷、部下の反逆。

半沢直樹しかり実際にこんなに人間関係ごちゃごちゃな会社あったら気が持たないレベルですが、サラリーマンなら誰でも心に押し殺している部分を見事に表現していて面白いです。

前半で伏線を張って後半で綺麗に回収していくのは見ていて本当に気持ちがいいですし、何とも無いような話を本編と繋げるユーモアもあって面白いです。

 

と。物語系はネタバレ厳禁なので、あまり詳しくは言いませんが企業に務めている方にはグッとくる事間違いなしです。どんどん引き込まれて体感5秒で読んじゃいました。

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