実は2017年9月某日、夜釣りから帰る途中に偶然ハブを発見。事前に車に積んでおいたハブ取り棒&ハブ保管箱を駆使し無事捕獲。1匹3,000円で買取りしてくれるので、ハブ捕獲~買取りまでの体験記をご紹介致します。(2017年10月時点)

ハブ捕獲~買取りまでの流れ
ハブってどういう生き物?
まずはハブについてざっくりお勉強しましょう。
活動時間
気温が27℃前後が最も活性が高く、基本的には夜行性ですが、日没後や日の出の時間帯に活発になる事が多いようです。またジメジメと湿気が多い時に活動的になるらしいです。
30℃以上で暑すぎたり、10℃以下で寒すぎるとほぼ活動しないとの事。
捕獲数
鹿児島県が公表しているデータによると、2016年の奄美本島でのハブ買取数は何と15,069匹!。どひゃーですね。一匹3,000円なので約4,500万円というお金が動いたことになります。
月ごとにみると、6月が一番捕獲数が多く3,572匹。2月が一番少なく120匹。やはり梅雨時が活性が高いようですね。・・・・6月だけで1,000万円以上。笑
※鹿児島県 ハブ情報 http://www.pref.kagoshima.jp/aq04/chiiki/oshima/kurashi/habu-joho.html
毒について
ハブに咬まれた場合、嘔吐、腹痛、下痢、血圧低下、意識障害や血液凝固作用による急性腎不全、患部の壊死・機能障害が発生。また、一度咬まれた事がある場合は、アナフィラキシーショックを引き起こす事もある。とにかく超・超・超危険です。
使用する道具
ハブ取り棒。
木製もありますが、アルミ製の方が軽いのでオススメ。

ハブ保管箱(自作)

入ってるところ。
これは自作のやつですが、しっかり密閉されていること。容易に開かない構造であること。は絶対に確認して下さい。逃げ出したら大変です。
奄美ですと、ビッグⅡに売ってるので一度見てみるか、手っ取り早く買っちゃって下さい。そのほうが間違いないです。
ポイズンリムーバー
今はこういったキットも売っているので、万が一用にもっていると安心です。※あくまで応急処置用です。止血をしっかりしてください。
捕獲方法
ハブの首元をつかみます。ただし頭の直近を掴むと弱ってしまい、死ぬ可能性があるので少し下を狙ってください。あんまり下を掴むと頭がフリーになって噛まれます。
ちなみに死んでしまうと、買取不可となってしまいます。
【裏技】
友達に教えてもらった技です。これは地面の状況によっては効力を発揮しないのですが、砂が入った土嚢(どのう)袋をハブの体にドスン!!とのっけます。するとハブが身動きを取れなくなり、ゆっくり落ち着いて捕獲する事ができます。ハブの動きは意外と素早いのでオススメです。
※後日分かった事

ヒメハブと呼ばれる小型のハブは買取不可との事。『ハブ』と呼ばれる1種類のみお金になります。ハブの種類については↓の原ハブ屋奄美さんのHPで詳しく紹介されています。
保管方法
直射日光を避けて涼しいところで保管してください。
また、逃げ出さないようにしっかりと蓋を固定すること。保管場所に立ち入る可能性のある人には、勝手に開けないようにハブが入っている事を周知・注意喚起して下さい。
買取り手続き
これが今回一番苦労しました。なにせあちこち手続き方法を探したけれど、見つからないのです。実際の役所や業者とのやりとりをまとます。※奄美市の場合です。
1.奄美に住民票がないとダメ。
2.奄美市役所の場合は、窓口は保健所。お金は、翌月以降の振込みになる。
3.奄美市笠利総合支所の場合は、書類に記入&ハンコで即日現金受け渡し。
4.ハブ取扱い業者に売る方法もあり、3000円以上になるが某業者の場合ですと、大きさが
1.5ⅿ以上じゃないと買い取ってくれない。1.5ⅿはそうそういません。
僕は3の方法にしました。書類は住所・氏名・電話番号と捕まえた数とかを記入するだけです。
最後に!!
危険度&手間 > 3000円
と思いました。
それと、積極的にハブ探しに行こうとするのは、おすすめしません。探そうとするとガソリン代もかかるので一匹とかじゃ割に合わなくなってきます。
あくまで偶然見つけたときや、駆除ついでにお金にするのが無難です。
咬まれたらダメ!絶対!!
お疲れさまです。
なかなかの勇者ですねぇ~笑
例え三万円でも、ダッシュで逃げます!
その後メアジはどうですか?
ラッキーっていう感じです。
もし3万なら仕事辞める人が続出するでしょうね。笑
風が強くてラインが流されるので、落ち着いたらやろうと思います!